NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」次週9月25日(日)放送の第37回、そのサブタイトルは何と「オンべレブンビンバ」。
一体これは何の呪文なのか、頭が?になった視聴者は、きっと筆者だけではないはずです。
とりあえずググってみよう……と検索してみてもこれと言った回答がなく、次週放送内容の見当がつきません。
※史実『吾妻鏡』を読めば、北条時政(演:坂東彌十郎)&りく(演:宮沢りえ。牧の方)夫婦の失脚、いわゆる「牧氏の変」であることは察しがつきますが……。
果たしてこの「オンべレブンビンバ」、正解かどうかはともかく可能な限り調べてみたいと思います。
オンべレブンビンバとは「かわいい娘に寄り添う影(意訳)」つまり時政自身?
まずはこの「オンべレブンビンバ」が外来語である可能性から探ってみましょう。
言葉を適当に分解し、該当する単語がないか調べてみます(Google先生のお力を借りました)。
ombre……影(イタリア語)
bun……パン(イタリア語)
bimba……少女(イタリア語)
影とパンと少女……さっぱり分かりません。2つずつで組み合わせてみると意味が若干変わるようです。
ombre bun……影饅頭
bun bimba……いい娘
ここでは「影」と「いい娘」の組み合わせと考えることにしましょう。
いい娘は「かわいい娘」でもいいかも知れませんね。
次週のキーパーソンになる人物で、かわいい娘……はて、誰でしょうか。
もしかしたら、ですが。これは時政から見た視点なのかも知れません。
自分に引導を渡す尼御台・政子(演:小池栄子)は、間違いなく時政の(かわいい?)娘です。
そして、伊豆に追放される自分と同行する愛妻・りくはかつてかわいい娘でした。時政とはかなり年齢差があったと言いますから、しっくりきます。
今まで政子たちの成長を見守り、りくとは影のように寄り添ってきた時政。
ombre bun bimbaとは「かわいい娘に寄り添う影」すなわち時政自身を指しているのかも知れません。
もうすぐ退場する時政を影に喩えて、このようなサブタイトルをつけたのではないかと予想する次第です。
果たしてこの推測が合っていたら拍手喝采、外れていたらごめんなさい。
当たるも八卦、当たらぬも八卦。どっちにしても来週に向けた楽しみが増えたと思って、いろいろ考えてみるのも一興でしょう。
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鎌倉殿の13人 完結編
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