New! 秀吉の馬印「千生瓢箪」の由来は?

【ディープな鎌倉散策】選ばれし者だけがたどり着ける?梶原稲荷神社の歴史と見どころ

伝承民俗
スポンサーリンク

湘南モノレール「湘南深沢駅」から徒歩3分(約220m)。等覚寺(とうがくじ)の裏山に、梶原稲荷神社(かじわら いなりじんじゃ)が鎮座しています。

油断すると見過ごしてしまいそうですが、この小さなお社と境内は、実に味わい深い風情をたたえていました。

スポンサーリンク

梶原稲荷神社の歴史

こちらの梶原稲荷神社について、その創建など詳しい歴史はわかっていません。

平成12年(2000年)1月に建立された鳥居や、手作り感あふれる社殿から、今でも地元民に崇敬されていることは確かでしょう。

等覚寺との位置関係から、その鬼門(北東)守護として創建されたものと考えられます。

梶原稲荷神社の御祭神

こちらでは稲荷神(いなりがみ/しん)が祀られていますが、神道系か仏教系かはハッキリしません。

神道系なら宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、仏教系では荼枳尼天(だきにてん。荼吉尼天)が一般的でしょう。

いずれにしても、オールジャンルの願いごとを叶えてくれる神様として、高い人気と信仰を集めています。

江戸時代には「伊勢屋・稲荷に犬の◆」と呼ばれるほどありふれた存在として親しまれてきました。

ただし俗っぽい一面も持っているそうで、願いごとを叶えてあげたのにお礼を欠かしたり粗末にしたりすると、かえって祟ることもあると言います。

梶原稲荷神社の見どころ

境内はすぐに見渡せる広さですが、限られた空間の中に、趣深い風格がそこかしこと感じられます。

苔むした階段

山肌を粗く削り、時おり石をはめ込んだ階段は、歳月に摩耗していました。

足元には充分ご注意いただき、その風情を味わってほしいと思います。

木の根が守る?やぐら

階段の傍らには山肌を穿ったやぐらがありました。

やぐらを包み込むように木の根がのび、何だかドワーフの家みたいな幻想感があります。

位置的に等覚寺の関係者(僧侶?檀家?)が祀られていたのでしょうか。

手作りされた社殿

小さな社殿をよく観察すると、一般人が手作りした様子がうかがえます。

自分たちの神様だから、自分たちで大切にお祀り・お守りする。そんな心意気が感じられるでしょうか。

たまらない秘密基地感

参道と言っていいのか、アパートとお寺の間にのびる脇道の先に神社があるとは、なかなか気づかない方も少なくないでしょう。

あるいは気づいても、私有地(立入禁止)と思ってしまうかも知れません。

実際のところはともかく、この秘密基地感は、発見できた時の感動をより高めてくれるものです。

梶原稲荷神社のまとめ

今回は住宅街の片隅に鎮座する梶原稲荷神社を紹介してきました。

小さくても神様の尊さに変わりはなく、また小さいからこそ人々の信仰が色濃く感じられる。そんな隠れた名所と言えるでしょう。

鎌倉には他にもこうした神社がたくさんあるので、また紹介したいと思います。

梶原稲荷神社

参拝時間

24時間(ただし照明がないので夜間は危険)

御利益

五穀豊穣、産業振興、家内安全、学業成就など

御朱印

なし

アクセス

所在地:神奈川県鎌倉市梶原1-9

駐車場:なし(公共交通機関が便利です)

タイトルとURLをコピーしました