NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。鎌倉幕府を開いた源頼朝(演:大泉洋)の死はいつになるのか……というテーマで光文社SmartFLASH様より取材を受けました。
ご指名いただき、誠にありがとうございます。20分ほど電話でお話しさせていただきましたが、とても楽しかったです。
その記事がこちらになります。
【大予測】征夷大将軍になった大泉頼朝「鎌倉殿」の退場はいつになるのか
まぁ頼朝がいつ死ぬかなんて、ガイドブックを見れば一目瞭然。なのですが、みんながみんなガイドブックを買っている訳ではないので、あえて楽しもうという趣向です。
※ガイドブックはこちら
ネット上では大泉洋が地元・北海道でNHK主催のトークショーに出演する6月26日(日)の回ではないかとの説が有力なのだとか。
頼朝の死は、それまでずっと頼朝の背中を追っていた主人公の北条義時(演:小栗旬)が、歴史の表舞台に躍り出る重要なシーン。
(大河ドラマではかなり大活躍ですが、『吾妻鏡』などではほとんど名前のみの登場で、具体的なエピソードなどには乏しい状態です)
鎌倉を束ねていたカリスマを喪ったことで御家人同士の抗争が本格化する中、父・北条時政(演:坂東彌十郎)や姉の政子(演:小池栄子)とスクラムを組んで立ち向かっていきます。
NHK公式サイトの略年譜では、北条泰時(演:坂口健太郎)が御成敗式目を制定する貞永元年(1232年)辺りまでふれられており、そこを完結とするのでしょう。
「ひたすら現実に向き合い、冷酷に徹した主人公・義時。その背中を見て、あくまでも理想を追求した息子・泰時の存在に希望を持って物語の締めくくりとする。
※上掲記事より
そういう意味で、泰時は3人めの主人公とも言えるでしょう。義時の前には頼朝、後には泰時がいるわけです」(角田氏)
頼朝の背中を見て育ち、冷酷な現実と向き合い続けた義時。そんな父の苦悩を見て育ち、あくまでも理想を求め続けた泰時。御成敗式目は、その理想を形にしたものと言えます。
武士の世を切り拓いてきた頼朝・義時の思いを受け止める泰時の成長と活躍に、これからの展開が楽しみです。
※大河ドラマの予習(ネタバレ注意!)はこちら:
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