大河ドラマ「豊臣兄弟!」皆さんも楽しんでいますか?
第23回放送「さらば半兵衛」では、慶(吉岡里帆)が妊娠している様子がありました。
いよいよ小一郎(仲野太賀)にも子供が授かるのでしょうか。果たしてこの子は何者なのか、考察して参ります。
実在した小一郎の子供(実子)たち

まずは小一郎の実子を確認しましょう。
- 長男:羽柴与一郎
- 長女:実名不詳(豊臣秀保室)
- 次女:おきく(大善院)
このうち与一郎(高木波瑠)については、慶と前夫・堀池頼広(ほりいけ よりひろ。架空の人物)との間に生まれた設定になっています。
ということは、残る娘二人のどちらかとなりますが、長女については生母が異なりました。
長女の生母は光秀尼(こうしゅうに。俗名おふじ)といい、後に大和国を拝領した小一郎がお寺から連れてきた女性です。
次女のおきくについては生母が不明なので、慶が産んだとしても物理的に不可能ではありません。
しかしこちらは天正16年(1588年)に生まれた記録があるため、時期的に無理があります。
こうした史料の記録に従う限り、劇中の天正7年(1579年)ごろに、慶と小一郎の間に実子が生まれる設定は厳しいと言えるでしょう。
完全創作・史実改変の可能性も

しかし本作では与一郎を実子から養子としたように、史実を無視して設定を改変してしまえば、いくらでも二人の子供を産ませられます。
もちろん実在の長女や次女について、生母や出生時期を改変することも不可能ではありません。
※特に光秀尼との関係は、小一郎の清廉潔白なイメージを損なうため、今後登場しない可能性も考えられます。
あるいは妊娠したものの、流産や死産、あるいは夭折(幼くして亡くなる)といった悲劇を生み出すことも可能でしょう。
死人に口なしではありませんが、生まれなかったり生まれてもすぐに亡くなれば、その後の物語には何の支障も生じません。
ただし、歴史上の人物をテーマにするのであれば、それはマナー違反とも言えます。
史料にない部分を創作で補うのはやむを得ないとしても、史料で判明している前提お構いなしで改変してしまうなら、最初からオリジナルの物語を描くべきでしょう。
戦国時代という人気コンテンツにあやかるなら、諸説や真偽こそあれ、戦国時代の史料等に基づいて物語を描くのがマナーと考えます(※個人の意見です)。
もちろん私たちが知らない新史料が発見されたり、最新研究の結果として、他にも小一郎の実子がいたりする可能性も否定はできません。
終わりに
今回は慶が妊娠した子供について考察してきました。果たしてこの子は何者なのでしょうか。
【考えられる可能性】
- 実在の長女か次女→史実の設定を改変する
- 実は他にも実子が→新発見!?
- 流産あるいは死産→オリジナルの子供。詳しい設定は不要
- 生まれても夭折→オリジナルの子供こちらも詳しい設定は不要
- そもそも小一郎の子じゃない→流石に荒唐無稽が過ぎる
最後の可能性については「一応」言及しましたが、この段階になって他の男性と密通していたら、女狐もいいところ。その可能性はないと思います。
果たしてどんな展開が描かれるのか、今後も注目して参りましょう!




