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【歴史旅】500円で戦国武将に!小田原城でお手軽に甲冑体験を試してみた感想【2023年版】

コラム
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戦国武将って、カッコいいですよね。鎧兜に身を包み、颯爽と戦場を駆け巡りたい……男の子なら、誰もが一度はそんな妄想を楽しんだのではないでしょうか。

(実際の戦場では敵から攻撃されたり殺されたりなど、怖いことの方が多いでしょうが、この際そういう野暮は言いっこなしです)

現代でも全国各地で武者行列などのイベントが開かれていますが、それに参加するのは色々とハードルが高いですよね。

以前、小田原の北條五代祭り(武者行列)に参加してドヤ顔の筆者。

(費用も相場で¥5,000~と高いし、役どころによっては馬に乗るなど練習しなくちゃいけないし、何より人気なので抽選倍率も高いし……等々)

そこでお手軽に鎧武者になれるチャンスはないものか……という訳で小田原城にあった甲冑着付体験を試してきました。

もし「ちょっとでいいから、鎧兜を着て写真撮影くらいはしてみたい!」と思う方がいらしたら、ご参考になるかも知れません。

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【甲冑体験はどこで出来るの?】

体験当日の服装。小田原城内にあった馬の遊具にまたがっている雄姿。

小田原城内に進んでいくと、天守閣前の広場にたどりつきます(正面から行くと段差が多いので、車いすや松葉づえ等の場合は報徳二宮神社側からスロープを上るのがおすすめです)。

常盤木門(ときわぎもん)の脇にSAMURAI館(資料館)があるので、向かって右手奥の入り口から入って下さい。営業中(9:00~16:00)であれば看板が出ているはずです。

※ただし最終貸出しは15:30。また12月31日から翌1月1日はお休みのようです。

【甲冑体験はいくらで出来るの?】

甲冑は自分で選べないっぽい(あえて言えばそれにしてくれるかも?)出来れば肩と上腕を防護する袖付の方がカッコいい。

中学生以上の大人は500円、小学生以下は300円で体験できます。

年齢の下限については未調査ですが、恐らく幼稚園児くらいであれば体験しているご家族を見かけました。

【甲冑体験はどのくらい出来るの?】

子供用サイズも充実。

実は以前(いつだったか、数年前)に体験した時は「だいたい4~5分、天守閣をバックに記念撮影したらすぐ戻って来て下さい」と言われましたが、今回は「10~15分くらいを目安に」との事でした。

天守閣に入るのはNGですが、今回は天守閣前広場をぐるっと散歩して、かつ色んな角度から甲冑を撮影して戻りました。

あまり遠く(天守閣前の広場外)へ行くのはやめた方がいいでしょう。

着脱を含めたトータルの体験時間は、着るのに3分・撮影5~15分・脱ぐのに1~2分で合計10~20分くらいです。

【甲冑体験のクオリティは?】

いくら安くてお手軽でも、肝心の甲冑がチャチかったら、残念ですよね。

甲冑を装着、天守閣をバックに撮影。それなりには見えますが、中が洋服のままなので価格&お手軽さ相応。コスパは良いかと思います。

兜も鎧も手作りですが、相応の質感は確保されていました。相応とは「各地の武者行列に参加しても見劣りしない程度」とお考え下さい。

※ただし中は洋服なので、実際の外観はそれなり(写真の通り)です。

甲冑着付体験の装備品は以下になります。

  • 兜(中に使い捨ての紙帽子をかぶって衛生対策しています)
  • 鎧(肩からベルトでかけ、胴の前半分を保護します)
  • 陣羽織(ガラ空きの背中を隠します)
  • 脛当て(マジックテープで着脱簡単です)
  • 帯&刀(大人用の刀は金属製なので抜けないようになっています)

数年前は陣羽織がない代わりに籠手が用意されていたのですが、今回は割愛(その旨が表示)されていました。

兜の側面。しっかりと造られていました。

人間、何を着ていても手元や腕回りは目立つもので、籠手がないことで「洋服の上から着ている感」が浮き上がってしまいます。

籠手はどうしても腕が密着するため、感染症対策として割愛されたのでしょうが、ちょっとこの点が残念でしたね。今後の籠手復活が期待されます。

【甲冑体験・その他の注意】

甲冑を着た状態での飲食や喫煙は、匂いを含め汚してしまうかも知れないので、やめた方がいいでしょう。

甲冑には金属部品が多く使われているので、他の人にぶつかるなども注意が必要です。

背面。刀を差している時は左斜め後方に注意。

特に差した刀の石突(鞘の末端部分)はふだん意識しないため、よくぶつける方を見かけます。自分の周囲1メートル以内に他人が入らないよう心がけるのが、トラブル防止のコツです。

甲冑の外にも女性用には姫装束(打掛)、また忍者好きな方には忍者装束もあります(料金体系は甲冑と同じ)。思い思いの格好を楽しむのもいいでしょう

もし小田原城へ遊びに行ったら、記念に体験してみると楽しいですよ!

これは忍者装束ではなく、小田原城内にあった顔出しパネル。実にシュールである。

※参考:

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