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【期間限定】絶対落ちない?湘南モノレール合格祈願神社の歴史をたどる

伝承民俗
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日本には八百万(やおよろず)の神々がいると言われ、あらゆるモノやコトに対して、それぞれ司る神様がいます。

八百万とは具体的な数字(神様の柱数)ではなく「多くの」「様々な」という意味です。

湘南モノレール合格祈願神社に奉納された絵馬(桜型ふせん)。筆者撮影

今回は鎌倉市大船に期間限定で鎮座する湘南モノレール合格祈願神社を紹介。果たしてどんな神様が祀られているのでしょうか。

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湘南モノレール合格祈願神社の創建と御祭神

湘南モノレール合格祈願神社は平成29年(2017年)1~2月ごろに創建されました。

御祭神の名前は不明、御神体は昨平成28年(2016年)6月26日に引退した500形551編成の連結ボルトです。

湘南モノレール合格祈願神社のご神体ボルト。筆者撮影

これはモノレールの架線を走る台車と客車を連結していたもので、27年間にわたって一度も「落ちた」ことがありません。

※もし一度でも落ちていたら大惨事ですが……。

車両が落ちないのを受験に落ちないこととかけ、合格祈願の神様として祀られたのでした。

ちなみにこの御神体は江島神社(えのしまじんじゃ)でご祈祷いただいているそうですが、江島神社から御祭神が分祀された訳ではないようです。

なのであくまで独立した神社と見なせるでしょう。

湘南モノレール合格祈願神社の境内

湘南モノレール合格祈願神社の境内?全景。筆者撮影

まぁ境内と言っても、湘南モノレール江の島線大船駅の下車ホーム、その一角に掲示された御神体と絵馬?(桜型ふせん)奉納所(貼り付け台紙)がそのすべてです。

最初は掲示板1~2スペースなのが、次第に貼り付け量が増えるに従って3~4スペースと増えて行くのも当社の特徴と言えるでしょう。

ちなみに奉納された絵馬たちは、シーズン終了後に江島神社へ奉納されるそうです。

令和6年度(2024年4月~2025年3月)の湘南モノレール合格祈願神社は令和6年(2024年)11月23日(土・新嘗祭)~令和7年(2025年)2月28日(金)まで開設されています。

お時間ある方は、大切な方の合格祈願をしてみるとよいかも知れませんね。

ちなみにお賽銭箱はなし、御朱印もない(ただし記念スタンプはあり)ので、その辺りはご了承ください。

湘南モノレール合格祈願神社・基本データ

湘南モノレール合格祈願神社の創建当初から掲示されている「御神体ボルト」由緒書き。文中「昨年」は平成28年(2016年)を指しており、当社の創建が平成29年(2017年)であることがわかる。
  • 創建:平成29年(2017年)1~2月ごろ
  • 期間:2年目以降は11月下旬~翌年2月ごろ
  • 御祭神:不詳
  • 御神体:連結ボルト(500形551編成)
  • 御利益:「落ちない」試験合格
  • 鎮座:湘南モノレール江の島線大船駅下車ホーム(期間限定)
  • 参拝:毎日/始発から終電まで
  • 注意:モノレール車両の出入りに注意し、利用客の邪魔にならないようにご参拝ください

※参考:

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