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完全に芋だよコレ!北海道の銘菓「わかさいも」その歴史に愛を感じた件

平成時代
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先刻、仕事仲間が北海道物産展で「わかさいも」を買ってきてくれました。

初めて食べましたが、甘辛醤油のみたらし風味が後を引きます。

また時折感じる切り昆布の香りと食感がアクセントになっていいですね。

説明されなかったら、芋にしか感じない芋らしい味わい。撮影🄫歴史屋

「これ、芋って名前についてるけど、芋は一切使ってないんですよ」

へぇ!言われなければ完全に気づきませんでした。

実に見事な芋感。そこには先人たちの愛があったそうです。

という訳で、今回はこちらの北海道銘菓「わかさいも」について調べてみました!

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90年を越える歴史の中で

「わかさいも」は昭和5年(1930年)、若狭涵寿によって発売されたと言います。商品名の「わかさいも」は、創業者の苗字に由来しているのですね。

厳しい環境のためサツマイモが収穫できない北海道で、何とかみんなに焼き芋の味を届けたい。

そんな思いで試行錯誤を続け、手ぼう豆と大福豆を鶏卵を白餡に練り上げることで、芋のホクホクした食感を巧みに再現しました。

また、芋の筋に見立てた切り昆布が食感のアクセントとなり、独特の味わいを生み出しています。

え?「そんなことしなくても、芋くらい内地から仕入れればいいだろう」って?

みんな大好き?焼き芋の味を北海道でも(イメージ)

まぁ分からなくもありませんが「みんなに地元の『芋』を楽しんで欲しい」という創業者の心意気は、とても素晴らいと思います。

しかし90年以上の歴史においては苦難の時期もありました。

大東亜戦争(昭和16・1941年~昭和20・1945年)の影響によって砂糖の入手が困難になったのです。

多くの企業が安く手に入る人工甘味料で妥協する中、「わかさいも」はこれをよしとせず、7年間にわたる休業を決断したとか。

やがて砂糖の供給が再び安定化し、現代では地元北海道産の甜菜糖(てんさいとう)で甘みをつけています。

かくして90年以上の歴史を乗り越えた「わかさいも」は、今日も北海道民はじめ多くの人々に愛され続けるのでした。

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終わりに

以上、北海道銘菓「わかさいも」の歴史と創意工夫を紹介してきました。

こういう「みんなに美味しいものを食べて欲しい」という思いは、いつの時代も尊いものですね。

最後に、せっかくなので「わかさいも」の原材料を見てみましょう。

本当に芋はいっさい使っていない。筆者撮影

○原材料:砂糖(てん菜(北海道産))、手ぼう豆、大福豆、醤油、鶏卵、加糖卵黄(卵黄、砂糖)、きざみ昆布、食塩(一部に小麦・卵・大豆を含む)

※「わかさいも」裏面パッケージより。

本当に芋はいっさい使っていないんですね。それでこの芋感。皆さんも、ぜひ試して欲しいです。

※ちなみに、北海道には「わかさいも」の類似商品も少なからずあると言います。どれが元祖だ本家だ争うより、ぜんぶ食べ比べてみたら楽しいかも知れません。

☆わかさいも本舗「わかさいも」洞爺湖町
・若狭屋老舗「わかさ屋いも」北海道寿都町
・わかさや本舗「いも風味」北海道札幌市
・わかさや菓子舗「手焼いも」北海道登別市

※参考:

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